Posted by かわむら on April 19, 2000 at 09:44:58:
In Reply to: A1200用のアクセラレータ posted by LIQUID on April 19, 2000 at 00:54:03:
川村です。
A1200用のアクセラレータはApolloとPhase5から出ています。
Apolloからは、030,040のアクセラレータが出ているようですが、
あまり詳しくありません。すみません。
(040のバージョンにはSCSIがつくようです。)
Phase5からは、040,060,PPCが発売になっています。
(Phase5が倒産し今はDCE社からの発売となります。)
まず040ですが、これはタワー専用でA1200には入りません。
(放熱ファンが巨大なのです。)
060は、040より高速ですが動作電圧が低いため低温です。
ファンの必要もありません。
しかし060のチップ自体が大きく、32MBのSIMMを載せるには
チップが薄形でないといけません。
(裏側のRAMが060とぶつかります。)
また、SCSIカードは別売りとなっており、これにもSIMMソケットがついています。
(但し、記憶に間違いがなければ、SCSIカードのSIMMスロットを使うと、
メモリアクセスにウエイトを入れる必要があり、多少060が低速になります。)
最後にPPCですが、これにはSCSI付きと無しのバージョンがあるので、
SCSI付きのバージョンを選択するようにしましょう。
また、これには060を挿すソケットがあり、060を購入して
挿せば、680xx系のAmigaとしても高速に動作できます。
さらに、BVISIONというグラフィックボードも搭載可能です。
(但し、Phase5が倒産しPPCボード共に入手は困難かもしれません。)
そこで結論ですが、
価格と安定性をとるなら、Phase5の060+SCSIキット
財布が許すなら、Phase5のPPC+060。
とにかく価格をとるなら、Apollo 040。
となると思います。
ちなみに私は、Phase5の030+SCSIキットを使っています。
(製造中止。)
4月19日 川村 信