Posted by まーる on December 08, 1998 at 14:38:02:
In Reply to: Re: PCとAMIGAが共存?! posted by sfinx on December 07, 1998 at 18:53:58:
NIFTYServe AMIGAフォーラムのまーるです。
このあたりのお話は、Amigaフォーラムでも既に
ご紹介していますが、ちょっと整理してみますね。
Cerberusとは:
http://www.blittersoft.com/cerbinfo.html
簡単にいうと、Intel Pentium II/Celeronをつんだ
PC/AT互換機です。MPACT!というマルチメディアチップ
を積んで、DVD Driveを搭載しているものです。
現状では、AmigaとMacをソフトウェアエミュレーション
(すなわち、おそらく"Amiga Forever"と
"Fusion PC")するものです。つまり普通のPC/AT互換機
と同じです。
ただし、"An optional 040 / 060 based Amiga-on-a
-card will be available soon."とあって、PCIカード
になったAmigaボードを積む計画もあるようです。
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Siamese PCIとは:
http://www.cix.co.uk/~index/inout.html
そのPCIカードになったアミーガというのが、これです。
これは以前は、"InsideOut"と呼ばれていました。
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Siamese Systemとは:
http://www.siamese.co.uk/siamese.html
これは、sfinx/mackさんが書かれているものです。
上記のSiamese PCI("InsideOut")は、単体のボード
なのでマウスやキーボード、スクリーンをどのように
繋げるか、という問題が残ります。
UnixのX Window Systemをご存知でしょうか。要は、
AmigaとPCで、PCがX Windowのサーバとなり、この
AmigaがX Windowのクライアント(のようなもの)に
なると考えていただければわかりやすいと思います。
Siamese Systemは、Amigaのスクリーン表示や
キーボード等の入出力を、PCで行うものになるわけ
です。
つまり、上記のCerberusは、将来このSiamese System
を使おうとしているわけです。
で、このX Windowサーバ(のようなもの)となる、PC
は、なにもIntelベースでなくてもいいわけで、
(元DECの)Alpha Chipを使ったシステムも開発されて
います。それが、これです。
http://www.randomize.com/genalphalt.html
このSiamese System、なにもPCIボードのAmiga専用の
システムではなくて、現行のSiamese Systemは、
SerialやEthernetで接続されたPCとAmigaという
システムで利用できます。上記のGenesis Alphaは、
おそらくA1200のマザーボードを利用したシステムの
ようです。
こんなところでどうでしょうか?